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TOMFORD期のGUCCIを懐かしむ話(LVMHの恐るべき経営戦略含)


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久しぶりの更新になります。

改めて、LVMHについて少し触れたいと思います。この話については長くなるので、また機会を改めて「不動産会社がなぜブランド帝国に化けたのか?』と題し、じっくりと記事にしたいと思います。

経営不振に陥ったネームブランドを手当たり次第に買収しまくり、巨大ブランド帝国を築き上げてきたフランスを本拠地とするコングロマリット企業です。
スイスのリシュモン(カルティエやヴァンクリーフを傘下に持つ)やPPRと並ぶ巨大グループ。(今年のフラン暴落の影響を受けてリシュモンの株価は大幅に下落)

恐ろしい事に、ビジネス戦略として、グループ全体としてのパブリシティを行わない企業であるため、傘下に持つ個々のブランドがもはや仮面ブランド化されている状態です。(その方が有利だからです)
ブランド名はどれも有名なものばかりですが、これらを同一グループが所有しているという事実は意外にも知られていません。

え?ブランドじゃなくて企業だったの?ウソみたい!と、知らぬが仏状態だった方も大勢いる事でしょう。最終的には和解に至りましたが、昨年はあのエルメスも買収されかかりました。

ファッションレザー部門では、名前の通り、ルイヴィトン、クリスチャンディオール(パルファム含)以外にも、フェンディ、プッチ(伊)ダナキャランなどの米国のブランドさえも支配しています。現在では売り上げ全体の4割近くを占める稼ぎ頭となっています。

更にはブルガリ、タグホイヤー、etc(時計宝飾)、ゲラン、ジバンシー(パルファム、メイキャップ)、ドンペリニヨン、モエシャンドン他、免税店=DFSの小売りを加えたのが基本構造。
ファッション。ジュエリー。香水。お酒。小売りと、ユニークな形態と言われたらそれまでですが、

改めて書き出してみると、どん欲で営利主義むき出しの恐ろしい企業ですね。
元は不動産会社と聞けばまあ頷けるところではありますが。(T-T) 
CEOは今も変わらず、如何にもお金大好き!といった風貌のベルナールアルノーというおっさんです。

ファッション業界では、ラガーフェルドやトムフォードを筆頭に、ファッションビジネスをただ単に金儲けの手段として捉えているアルノーの手法を毛嫌いするデザイナーたちも少なくありません。

2002年当時、グッチを巡って、PPR(グッチグループの株式の約68%を所有していた事実上のオーナー)と、あれほどまでに、えげつない買収合戦を繰り返しておきながら、現在もグッチグループの株式10%以上を保有するガメツさ。

昔からLVMHが最も手に入れたかったのが、GUCCI+TOM FORDであり、幾度となくトムフォードに近づいては、彼の才能を褒めちぎっていたという話は有名ですが、結果、買収には至りませんでした。

彼にしてみれば、「クリエイティヴ魂まで売られてたまるか!」という思いだったに違いありません。

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当然だったと思います。

個人的にも感じている事ですが、トムフォードのような類い稀な才能のあるデザイナーは、100年に1度お目にかかれるかどうかでしょう。トムフォード期のGUCCIと言ったら、もう!

どれをとっても、ため息モノのカッこ良さでしたから。当時はわたしもグッチの信者でした。
彼のファッションを全身に纏うだけで、街行く人々は振り返り、いつも特別な女になれるような気さえしたものです。

ランウェイ、Ads、プロモーション、全てが斬新で、スタイリッシュで、セクシー。
初めて彼の新生グッチを目にした時の衝撃は今も忘れません。

ほぼ、破綻寸前だったGUCCIグループを、稀なクリエイティビティで見事に蘇らせ、これによってトムフォードの名は世界的に知れ渡り、彼のデザイナーとしての地位は不動のものとなりました。就任後の10年間で、グッチの売り上げをおおよそ15倍に拡大させた話は、ファッション業界ではもはやレジェンドです。

見るものたちをハッとさせる、彼のデザインの印象の強さといったら半端ではなかった。
今見ても、どうでしょう? 全く古さを感じさせない。

スーパーモデルブームでもあったこの時代は、グッチだけでなく、本当に上質で美しい物やファッションで溢れていました。

しかし、残念ながら、彼のコスメティックラインであるトムフォードビューティにはあまり興味がありません。ただ、単に自分の趣味じゃないのか、以前に頂いたプライマーがお粗末でがっかりした事があったので、あまり良いイメージが湧かないのかもしれません。


昔から自身のメイクアップブランドをプロデュースするのが夢だったと聞きますが、私が感じる印象では、ほとんどが趣味で、片手間に展開してるようにしか思えません。お化粧品やパルファムも悪くはないですが、名声を手に入れてからというもの、何かが変わってしまったような違和感が、私の中で拭えません。

時代はこうして変わってしまうのだと、、少し寂しい気持ちになりました。

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約18年前に購入したこのベロアドレスだけは(当時のアメリカンヴォーグ掲載品、グリーンパターン)は今も大切に保管しています。

実際、トムフォードがグッチを去ったのも、結局のところLVMHやPPRのように、クリエイティブな側面を全く理解していない、ファッション業界を引っ掻き回す、ビジネス本位の企業が原因だったのです。

大きな資本に振り回された挙げ句、最終的には赤字経営になり、潰されたブランドや去って行ったクリエーターたちがどれほどいた事でしょうか。


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